「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」 を先日観てきた。
英語のタイトルは、"DIANA VREELAND THE EYES HAS TO TRAVEL" 。
ダイアナ(ディアーナ)は、パリで生まれ、ニューヨークとロンドンで育ったお嬢さん。シャネルを着こなしてニューヨークのSt. Regisで踊っているところ、Harper's BAZAARで働かないかとスカウトされ、そこからHarper's BAZAARの編集者として、その後VOGUEの編集長として、多くの伝説を創り上げてきた女性。Twiggyをブレイクさせ、バーバラ・ストライサンドの鼻を褒めてスターにさせ、ミック・ジャガーの唇を褒めて誌面にいち早く取り上げ、ケネディ大統領夫妻を初めてファッション誌に登場させ、マノロ・ブラニックに靴のデザインを提案し、ビキニをモードにした女性・・・。イケメンと結婚し、大好きだったジャック・ニコルソンと仲良くなり、欲しいものを全て手に入れ、湧き出るアイディアを全て自由にアウトプットしていたディアーナの生き方は、本当にスゴイの一言。
"Style is everything... Style is a way of life. Without it, you're nothing."
…「スタイル」に拘るディアーナの生き方は、とにかく魅力的でチャーミングでカッコイイ。
そして、世の中の人が見たいと思っているものではなく、まだ見たいということに気付いていないものを表現して見せていくという彼女のクリエーティビティとバイタリティは、全ての女性だけでなく、ファッション業界で働く人やクリエーターにとっても大きなインスピレーション的存在だろう。
このドキュメンタリー映画は、同じくファッション業界で働き、ディアーナの孫と結婚したヴリーランド一家のメンバーが製作したものである。色んな昔のフッテージを繋ぎ合わせ、今まだ生きる彼女と親しかった人たちのインタビューを挟み込んで、上手に一つの作品として編集されている。実は、日本での公開は、本日最終日!!時間が許す人は、是非本日シネマライズへGO。(※赤いモノを身に着けて行くと、¥1,000で観れるみたいよ。)
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