2013年3月11日月曜日

春に向けてメンテナンス

先週木曜日、深夜帰宅したら… 

あっ!! ゲッ!!★

私の毎日愛用していた、愛しいお気に入りの Alexander McQueeen のバッグがっ… 壊れていたのだ*(涙)



留め具の金色の磁石部分が、いつの間にか取れていたのだ。嗚呼~なんなることや~。

靴もバッグもそうだが、使いやすくて気に入っていると、毎日使ってしまい…その結果消耗するのも早い。特に仕事で使うバッグに関しては、毎日バタバタした日々の中で、バッグの中身を移し替えるのが面倒で、一度使い始めたバッグがあると、毎日のように使ってしまう。

ふむ… このままにしておくか、正規修理に出すか、靴専科に出してみるか、自分でできる範囲で修理してみるか…。正規修理だと、きっと高いんだよね。2万円ぐらいは余裕でしそうな予感…。どうだろう?! 

ひとまず、春の陽気で温かくもなったし、これを気にバッグを変えてみようかな。


メンテナンスには、お金がかかる!!

… というはまさしくそうで、この先春を迎えるにあたって、この週末、もう12年ぐらい毎日私の腕のお供であるCartierの腕時計の革バンドを交換してきた。



この腕時計の革バンドは、本当ならば年1回は交換したいところだが、もったいないので、私は2年に1度で我慢している。もう今まで何回交換してきたか解らない。でも2年に1度と考えると、今回のは6本目(?!)なのかもしれない。カルティエ様だから、お値段は\26,250とあまり可愛らしいお値段ではない。それだけでは無い。実は既に過去に2度の電池交換、1度のオイル交換も経験している。この時計を愛用するための固定経費はかなりかかるのだ。

もう一つ今週末、私が行った春に向けてのメンテナンスは、ヘアサロンに行って、カット・カラーに加え、デジタルパーマもやり直してきたこと。4時間半サロンに籠って、軽くスッキリしてきた。これも
また4万かかったわけだが、やはりリフレッシュは重要なこと。



気分一新、新しい季節を迎えたいよね☆

2013年3月4日月曜日

最も旬なバンド FUN.

今年のグラミー賞の主要4部門全てにノミネートされており、結局 Song of the Year と New Artist of the Year の2冠に輝いた、今最も旬といっても過言ではないバンドFUN.




そんな、FUN.のジャパン・ツアーが先日行われ、2月24日@新木場スタジオコーストにて行われたライブに行ってきた。チケットはソールド・アウトしていただけあって、かなり盛り上がった。




何せ、客層が幅広い!!★ 普段洋楽ライブで見かけない若い小中学生たちも見かけて、新鮮だった。それこそ、ライブ前から物販で購入したタオルやTシャツを身に着けて、半袖で開場待ちをしていた人たちの多さも新鮮だった。… このクソ寒い真冬なのに。 

FUN.は元々インディース時代が長く、それなりに下積みをしてきただけあって、ライブの実力もある玄人ウケするバンドだけど、とにかく楽曲がキャッチーな合唱系であることから素人ウケもするという理想的なポジショニングを築いている。

元々メジャーデビュー曲でバカ売れした「We Are Young」という曲は、新曲プロモーションは一切やらない主義であった人気ドラマ「Glee」にて、デビュー前に取り扱ってもらったという例外を作ったぐらい、初めて聴く人にもすぐに共感を得ることのできる魅力的な曲だ。

…とはいえ、観客たち、ちゃんと歌えてました。「We Are Young」に関しては、サビ以外の部分も、頭から最後まで歌えていたね。



ヴォーカルのNateのテヘペロキャラが、何ともチャーミングであった。勿論ユニークな声が最大の魅力だが…☆ 


彼らは、今年Fuji Rock Festivalにも出場する。 Nateはフジロックには両親も日本に呼びたいと言って意気込んでいた。あ~いいな~フジロック* 

FUN.は、GOTYEと同じく、昨年アメリカのダンス・ミュージックばかりのマンネリ化していた音楽業界に新たな刺激を与えたバンドだと思う。
FUN.の場合は、その後のシングルも流行っているし、けして一発屋ではない。今後の彼らの活躍にも期待したい。


Life of Pi

先週、アカデミー賞が発表になり、作品賞は「アルゴ」という結果になったが、監督賞に「ライフ・オブ・パイ」Ang Lee (アン・リー監督)が選ばれた。ちょっと嬉しかった。

何故なら、「ライフ・オブ・パイ」を観て、本当に感動したからだ。 


CGが凄いという噂だったので、ならばIMAXで観るしかない!!… と意気込んで、先日IMAXで観てきたのだが、非常にスケール感のあるこの映画は、IMAXで観る価値は十分にあった。

まず動物のCGのリアルさに驚くが、それ以上に映像美が半端無くうっとりさせられる上に、スリル感にドキドキ、オヤジになったパイの癒し的語り口…全てが絶妙なバランスで描かれている。更にストーリーとしても非常に深い。「生きる」ということは何なのか… を改めて考えさせる映画だ。

ファンタジー×アドベンチャー×哲学 …だね。 エンタ-テイメントとして、最高のクオリティだと思ったよ。 

ちなみに、私はこちらのアメリカ版のポスターが好き↓ この映像美がタマラナイ。


…これから観る人は、是非ともIMAXで観ることをお勧めするよ。(※少なくとも3Dでは観よう。)



実は、「アルゴ」は見逃していたのだが、オスカーを取ったということで、また映画館で公開したみたいね。DVDも今月出るみたいだけど。是非観ておきたいと思っている。

あと、アカデミー賞ノミネートされていて受賞は逃したが、デンゼル・ワシントンの「フライト」が今週末から公開されたが、こちらもなかなか良い映画なのでお勧めよ。

フィギュアスケート10点満点の滑り

なんだか2月は異常なほどに仕事が忙しく… なかなかブログを更新することができなかった。
そんな中も、色々心に残ったイベントごとを、忘れる前に記しておこうと思う。

まずは…

四大陸フィギュアスケート選手権大会 (2月8日~11日 @大阪市中央体育館)を観に行った話。正確には、私が観に行ったのは、9日と10日。9日は女子シングルショートと男子シングルフリー、そして10日がペアフリー、女子シングルフリー、アイスダンスフリー。

正直、全ての国がトップ選手を出場させているわけではなく、男子に関してはPatrick Chanも出ないし、ピカイチの素敵なプログラムを持つJeremy Abbottは出ないし、あまりテンション上がらず、日本男子たちがトップを独占するのかと思いきや、ショート・フリー共にイマイチの結果。高橋大輔にいたっては、ボロボロもいいところ。ま、ボロボロなのが、この試合でよかったわけなんだけど。それに引き換え日本女子は皆非常に良い出来で、真央ちゃんはショートでトリプル・アクセル降りたし、鈴木明子ちゃんも非常に良い出来で、日本人女子3人表彰台独占で、なんか予想以上に盛り上がった試合になった。

そんな中、やっぱりハイライトは、アイスダンス!!

こればっかりは、とにかく一番楽しみにしていた。だって、圧倒的トップの2組が出場するわけですからー! 
カナダのTessa Virtue / Scott Moir と アメリカのMeryl Davis / Charlie White のバンクーバー五輪の金メダリスト&銀メダリストの滑りは、バンクーバーの頃からも更に進化しまくっていて、そのレベルの高さは、プログラム・コンポーネンツ9~10点クラス。ちなみに、高橋大輔とか浅田真央ちゃんは8点レベル、鈴木明子ちゃんは7点レベル、村上佳菜子ちゃんは6点レベル…といえば、なんとなくその凄さは分ってもらえるだろうか?!しかも、この2組はずっとトップ同士のライバルだが、ずっと同じコーチ&同じ振付師という不思議なライバル関係。なんとなくカナダのVirtue & Moirの方がロマンチックな雰囲気を出すのが上手で、なんとなくずっとアメリカの組より上のポジションにいた。しかし、今シーズンは、グランプリ・ファイナルのフリーでDavis & Whiteが勝つという結果があり、初めて順位が入れ替わったので、特に注目していた。

こんなにハイ・スキルなのに、こんなに面白いライバル関係なのに… フジテレビもテレ朝も、全くアイスダンスに興味を示さないどころか、存在しないものとしているところが、飽きれるばかりだが、そんなわけで、なかなかテレビで放送されないので、彼らの素晴らしい滑りを生で観ることができること自体が、本当に貴重だったわけだ。

そして、やっぱり2組とも素晴らしかった!! 圧巻!!☆




Davis & Whiteの今年の「ノートルダム・ド・パリ」は情熱的で、演技終わったらWhiteもフラフラで倒れ込むぐらいの気合いの入った演技。ショートで1位だったVirtue & Moir「カルメン」をやはり超える結果となった。Virtue & Moirは、実は演技の途中で女性のTessa Virtueの足が痙攣を起こしたとかで、演技が途中で中断されるというアクシデントもあった。しかし演技が再開されると、やっぱり最後まで完璧に滑りこなして、文句なしの出来だった。2組とも、勿論スタンディング・オベーションを得た。でも、今シーズンは、やっぱりDavis & Whiteの年かもしれない。それぐらい彼らの気合いが伝わってくる、半端無い演技だった。

後でプロトコル(詳細の得点)をチェックしたら、2組とも、コンポーネンツで10点満点を付けていたジャッジが何人もいた。実際計算される平均点でさえ、9.89点とかになっている時点で、どれだけ10点が多いかということが分るだろう。本当にスゴイ。どうやったら、あのスピードで、あれだけ難しいステップやリフトを正確にこなし、しかも全く氷の削る音がしないで滑りながら情熱的に踊れるのか・・・もう神業的としか表現しようがない。そして、本当に心から、今回彼らの演技を生で観れて嬉しかった。

お願いだから、フジテレビも、そろそろ彼らの凄さを理解して欲しい!! そして、再来週に開催される世界選手権は、アイスダンス(少なくともこの2組)は放送して、是非とも日本の多くのフィギュアファンに、この素晴らしい演技を観て欲しいと思う。