2013年8月26日月曜日

Summer Sonic 2013


夏フェスの代表的存在である Summer Sonic … 
毎年このフェスだけは行っている気がする。今年は8月11日(日)の1日だけにした。ま、2日行くと相当体力を消耗するから、どうしても2日とも観なきゃいけないよっぽどなラインナップ出ない限り、1日で充分かも・・・。しかもこの週末は半端無く40℃近く暑かったし、結果正解ね。



暑いっていうのが理由というわけではないが、幕張メッセ内のMountain Stageにてまる1日過ごしてもいいというぐらい、私が観たいアーティストはほぼMountainで完結していたが、一瞬Marine StageでJohn Legendも観てきた。 

以下、私の1日。

ももいろクローバーZ @Mountain
…朝から鬼凄い人 … 入場規制もかかっていた。恐るべし旬なアイドルたちよ。
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Willy Moon @Mountain
…ももクロファンはほぼ残ってないのでは?というぐらい客層は入れ換わり… カッコツケマンのステージをフルで観た。ああ、究極にカッケェーのに、究極にダセェー。絶妙なバランスのアーティスト。ロックンロールなのかと思いきや、ヒップホップのサンプリングなんかも、何でも来い!って感じの奴であった。最初はちょい退屈だったが、後半は盛り上がって、最後はお決まり "Yeah Yeah" を歌った。カッケェー!!★ …で締めくくられたわ。
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お腹も減ったので、腹ごしらえ!!…と思ったが、今年のサマソニ激混み!恐るべし金曜のSonic Maniaも含め全日チケットソールドアウトだけあって、たいしたことない屋台まで、全て鬼の行列。さくっと食べ物が買えない…しかし腹減っては倒れるので、並ぶ&食べる。
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Hot Chelle Rae @Mountain
キラキラ・ボーイズたち、ランチのために並び過ぎたため、後ろの方で、最後2曲聴いただけ。
でも、最後は "Tonight Tonight" が聴けたので、ラッキー♪
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John Legend @Marine
本当はHCRのままCarly Rae Jepsenで、「Rae 続き」しようかとも考えたが、やはり一度ぐらいは外の空気を吸って、John Legend 聴きに行こうじゃないのと、マリンスタジアムへ移動。そして、移動してよかったよ。"Ordinary People" を聴いて、癒されたわ。久々にJohn Legendの声を聴いたが、やっぱり素晴らしいね。
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The Smashing Pumpkins @Marine
ま、急いでメッセに戻れば、Carly Rae Jepsen もちょいと聴けたかもしれないが、大移動するのも体力がいるので、しばしマリンスタジアムで、スマパンでも聴いた。緩やかに日の当たらない三階の上の風が気持ちいいところで。スタジアムはJohn Legendの時はガラ隙だったのに、その後続々人が入ってきて、途中で抜けた時には相当二階や三階の席まで埋まっていて、凄かった。全ては後に続くミスチルのファンね…。
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Cyndi Lauper @Mountain
メッセに戻ってシンディ。相変わらず、何歳になっても可愛いチャーミングなオバチャマだこと!!デビュー・アルバム "She's So Unusual" から30周年ということで、当時のエピソード等を色々語っていたが… 通訳として二度も出てきた女子の訳がダメダメで…* やっぱりスタッフは、事前にシンディがステージ上色々語りたいことをヒアリングできていて、ちゃんとシンディの基礎情報をインプットした人を通訳としてステージに上げるべきよね。いきなり呼ばれた通訳係も可哀想だけど、あまりにも肝心なことが全くちゃんと訳せて無くて(理解できてなくて)、あの中途半端な訳が必要だったのかも疑問に残るわ…。
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Mr. Children @メッセ内モニター
シンディが終わったので、次のアクトまでの間、スタジアムで歌うミスチルをモニターで観た。3曲ぐらいかな。途中、アレッ?!… なんか音が消えた!!★ モニターの音が消えたかと思ったら、本当に現場でも音が聞こえてなかったらしい!!・・・そんなことってあるのね。まさかの万人のスタジアムで。そんな中、ミスチル、同じ曲を再演奏していたよ。それにしても、今回のサマソニのチケット早々に完売した背景は、このミスチルだろうね。さすが、国民的J-POPバンドだわ。
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Earth Wind & Fire @Mountain
前回このブログでも書いたが、今70年代のDisco/Funk的なサウンドがリバイバルしているわけで、この時代の代表バンドであるEarth Wind & Fire のライブが盛り上がらないハズは無いよね。本当に多くの人が、懐かしいサウンドにノリノリ♪ウキウキ♪ ブギー・ワンダーランド♪だったよ。実は、以前リードボーカルのPhilip BaileyはDavid Foster & Friendsの来日公演でも観たことがあったし、その時にEWFの曲を歌っていたわけだけど、やっぱり大勢メンバーがいるバンドでのパフォーマンスの説得力はハンパ無い!楽しかった~。皆、歌も演奏もできて、素晴らしいスキルだわ。
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Johnny Marr @Sonic
正直、またMountainに戻ることは決まっていたが、EWFが終わって、一応Sonicに駆け付けた。最後一曲Smithを聴いたよ。
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Pet Shop Boys @Mountain
MountainのヘッドライナーのPet Shop Boys。初めて彼らのライブを観たが、演出の拘りが素晴らしい!! 映像、照明、ステージ、ダンス、衣装・・・ とにかく2曲として同じセッティングで歌わないという拘り、更にはその辺のアイドルよりも衣装チェンジが多いのではないかと思うぐらい、オジサマたちは、とてもじゃないけど数えきれないぐらいお着替えしていました。なんかもう曲というより、ステージ演出を見れて満足だったわ。

Pet Shop Boys のグリーン光線・・・眩しいゼ★

…と、そんな感じで過ごした、今年のサマソニ。

 私の観た中でのベストアクトをあえて上げるとするならば、Earth Wind & Fire だね。Hot Chelle RaeのボーイズたちもEWFのステージ観ていたけど、本当に彼らのパフォーマンスレベルは、素晴らしい。
今回は、私が個人的に大興奮するようなアクトは無かったけど、全体として非常に満足したよ。


2013年8月6日火曜日

70's FUNK が今最もアツイゼッ!!

ここ近年、流行る音楽といえば、全てハウスやテクノといったダンス・ミュージックだった。とりあえず、R&Bアーティストと呼ばれる人たちも皆エレクトロ・サウンドに流れていたわけだが…

そろそろ世間も電子サウンドに 飽きてきたらしく… 「世は再びグル―ブのある音を求め始めた!」と、ハッキリ・キッパリ宣言できるだろう。

今年、世界中で最も流行っている歌といえば、Robin Thicke feat. T.I. & Pharrell  "Blurred Lines" と Daft Punk feat. Pharrell "Get Lucky" の2曲であることは、まぎれもない事実。
どちらも、70年代のDISCO/FUNKなノリの曲だよね。なんて、耳に心地良く響くことでしょう~。
そして、2曲とも、私の大好きな Pharrell Williams! ファレル様、再び音楽にグル―ブが求められる時代に舞い戻って、大活躍なわけだ。 …あぁ、40歳になっても、全く変わらず、天才で、セクシーで、カッコイイゼ!☆




日本人も大好きDaft Punkの新しいアルバム"Random Access Memories"からのファースト・シングルになった "Get Lucky"は、Pharrell のボーカルもいいけど、Nile Rogersのギターもヤバイよね。

"Get Lucky" - Daft Punk feat. Pharrell Williams ↓


そして、一番最初に、"Blurred Lines" を耳にした時、私は直ぐにこの曲の虜になったわけだが… 当時はまだ全然流行って無くて、全米ビルボードチャートで100位近い感じだったんだが、気付けばあっという間に… というか Daft Punk "Get Lucky" の相乗効果もあったと思うが、その後急ピッチで大人気ソングに昇進!!ビデオも話題になったのよね・・・ 何せモデルの子たちがトップレスなヌード・バージョンもありますからっ。

"Blurred Lines" clean version ↓


"Blurred Lines"unrated version ↓ (※未成年、要注意)


この"Blurred Lines"は、Robin Thicke と Pharrell がスタジオに入って、Marvin Gaye "Got To Give It Up" みたいなノリの曲にしたいね… と、最初 Hey Hey Hey と言い合っていて、一時間後にこの曲が出来あがったらしい。当初は、T.I.は居なかったが、ビデオ撮る上で、もう一人男(既婚者)が必要だということで、T.I.が誘われたらしい。女を馬鹿にしているとか、色んな批判もあるこの曲だが、とにかくノリがいいし、この適当でアホな感じが、アッパレで私は大好き!!☆ 

ちなみに、このMarvin Gayeの名曲 "Got To Give It Up" は、その昔私のアイドルであるAaliyahが1997年にカバーしているんだが、PVではMarvin Gayeの映像ホログラムと一緒に歌って踊っているよ。アリーヤって、デビュー当時から、自分が生まれる前の時代のソウル・ファンクを現代風にカバーしていて、当時としては本当にユニークな存在だったよね。私は彼女のそんなところも大好きだったよ。

"Got To Give It Up" - Aaliyah ↓(1997)



 しかし、そもそもこの70年代ファンクの流行は、けしてこの2曲のヒットだけの話では無い。
Bruno Mars の最新シングル "Treasure"もめちゃ70年代だし(ビデオまで70年代を意識!)、ちょい前のJustin Timberlake feat. Jay-Z "Suit & Tie" だって、70年代のSly, Slick and Wicked  "Sho' Nuff" がサンプリングされてるわけだ。


"Treasure" - Bruno Mars ↓

"Suit & Tie" - Justin Timberlake feat. Jay-Z  ↓


あと、これは去年だけど、Miguel  "Adorn" がヒットしたのも、この流れから来ているよね… だって、"Adorn" って、Marvin Gaye の名曲 "Sexual Healing" にめちゃ感じ似てるよね。("Sexual Healing" は80年代だけど、同じマーヴィン・ゲイってことで…。)

"Adorn" - Miguel  ↓


ホント、今年はSOUL TRAIN のVIBEがリバイバル!!  

このGroovyなノリ、思わず踊っちゃうね!!~♪



余談だが… 部屋にミラーボールを設置したい人は、IKEAでゲットできるよ。(※子ども部屋用の新製品よ。)