2012年10月20日土曜日

New York State of Mind

10月・・・ 夏休みとしては少し遅いかもしれないが、ニューヨークに行ってきた。

自分を取り戻しに・・・。

小心者の私は、一週間以上会社を休むと言い切れず、10/11~10/17 5泊7日のスーパー短い旅行となったが、それでも 2010年秋~2011年春までの半年間、ニューヨークに住んでいたあの頃の気持ちを少し思い出すことができた。 

時間の流れとは恐ろしいもので、しかも東京に住んでいると、日々はあっという間に過ぎていく。帰国して、あっという間に東京の生活に引き戻された。決まった“常識”というレールの上を歩いていないと不安になり、そのレールをトボトボ歩いていると、走れ!急げ!…と言われているような気持ちになる。それが、日本であり、東京で暮らすという意味なのかもしれない。

ニューヨークは違う。全てがオープンで、人と違うことが当たり前で、自分自身が問われれる街。世間一般と比較されることもなければ、こうしなければいけないというルールも無い。自分という存在を、もう少し意識することができる。

既に、ニューヨークは既に寒くなり始め、日中温かく20℃近くになることもあったが、2℃まで下がったこともあった。その日差し、寒波、雨、そして街並み、行き交う人々・・・ そのニューヨークに漂う空気を全て感じて、ここニューヨークなら一生住める!!…と思ったその2年前の気持ちを思い出した。

私は東京の生活も好きだ。東京にも多くの刺激があるし、別に東京が嫌なわけでは全く無い。ただ、やはり少しストレスを感じる街であることに変わりは無い。自分自身の可能性に蓋を閉めた方がラクなのだということを知る。そうして日々が過ぎていく。

たまに、ニューヨークの気持ちを思い出すことが、私には必要なのかもしれない。
・・・そこで、空港のThe Metropolitan Museum of Art Store で、ある本を買った。



"Iconic New York" というニューヨークの写真集。$40した本だが、とにかくこの写真家の切り取ったニューヨークは素晴らしい。ニューヨークという街が本当に実感できるぐらい良く切り取られている。私の大好きなSoHoが載ってないのが残念だけど、この本をたまに眺めて、ニューヨークを思い出そうと思う。

Billy Joel じゃないけど、 I'm in a New York state of mind ... だね。


0 件のコメント:

コメントを投稿