2013年5月21日火曜日

MICHAEL JACKSON THE IMMORTAL

先週、「MICHAEL JACKSON  THE IMMORTAL WORLD TOUR BY CIRQUE DU SOLEIL」 を観てきた。5月12日(日)17時~のさいたまスーパーアリーナでの最終公演だ。


そこは、まさにマイケル・ジャクソンのステージ。
マイケルがそこに居ても全くおかしくないようなコンサートステージで、マイケルの世界観を存分に表現されていた。

勿論そこには、シルク・ドゥ・ソレイユらしさもあった。
とはいえ、主はマイケルであり、シルク感が全面には出てない内容の公演だ。 

マイケル・ジャクソンのトリビュートというのが、一番正しい表現かもしれない。
マイケルをリスペクトし、マイケルの世界観を表しているのだ。

特定のアーティストの音楽で構成されたシルク・ドゥ・ソレイユといえば、ラスベガスのミラージュで公演を行っている、「THE BEATLES  LOVE」がある。私はこのショーも観たことがあるが、全てTHE BEATLESの世界観を表現している。しかし、あくまでもこの場合、主はシルク・ドゥ・ソレイユだ。ビートルズの音楽を表現していても、ビートルズのライブを表現しているわけではないので、そこにビートルズが居る必要は無く、シルクだけで完結している。しかし、「MICHAEL JACKSON THE IMMORTAL」の場合は、マイケルのコンサート風な演出であるため、どうしてもマイケルが居ないステージが、少し切なくも感じた。 

マイケル・トリビュートとしては、間違いなく、素晴らしいステージ☆

しかし、何かが足りない。そこには、マイケルが居ない。でも、シルクらしさも中途半端。

でも、会場一体がマイケル愛に包まれていた。そこが、この公演の最大の醍醐味だろう。

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