2013年1月3日木曜日

Les Misérables



映画「レ・ミゼラブル」を観た。

…実は、私はミュージカル「レ・ミゼラブル」を一度も観たことがなく、観たいとはずっと思っていたものの、なかなか機会がなかった。(※日本語で観たいと思ったことが無かった。) よって、勿論楽曲はどれもこれも有名なので知っている歌だらけだが、ある意味「レ・ミゼラブル」バージンで、この映画を観た。

素晴らしかった!!☆ 
さすが、長年(初演が1985年)世界中の人から愛されているミュージカルだけあって、楽曲は勿論のこと、ストーリーとそこに描かれているドラマは素晴らしいの一言。偉大な作品だと思う。

この話は、色んな愛の形の話だとも言われているが、正直私には、道徳の授業を受けているようだった。というか、道徳を教えるのに、素晴らしい教材だと思う。自分の価値観で、正義や正しいと思って行動していても、立場が違うとその行動が全く変わってしまうということ。信念というのは、本当に人それぞれあって、だから他人から傷つけられることもあるが、それらを許す心をジャン・バルジャンが我々に教えてくれるのだ。度ストレートなに描かれた人間の感情に、人々は改めて普遍的なメッセージを心に感じるのだろう。

今回の映画版のスゴイところは、歌が生!!(同録)なところ。
つまり、スタジオ録音したものを口パクしているのではなく、演じながらリアルに歌っているのだ。それだけ歌と演技が一体になって、感情がこもっていて、臨場感があった。実際、現場にはピアノで伴奏が弾かれていたのをキャストはイヤホンで聞きながら歌っていて、最後に役者たちのその歌に合わせたオーケストラが後から付けられるというやり方だったそう。これは監督(Tom Hooper)の拘りだったらしいが、彼はミュージカル作品は初めての試みだったみたい。でも、本当に大成功だったと思う。

キャストも非常に良かった。Hugh Jackman、Anne Hathawayは流石であった。Amanda Seyfriedも、恐らく彼女の声の音域には厳しいぐらいの高音を出さないといけなかっただろうけど、そのピュアさがキャラクターに合ってた。Russell Croweも存在感があって良かった。
アンジョルラス役の人、カッコイイ☆ …と思ったが、実は彼 Aaron Tveit は、ドラマ「Gossip Gir」lのTrip(Nateの従兄弟)じゃないかっ!Tripには全く惹かれなかったのに、不思議だ。彼はミュージカル・スターだったんだね。

改めて・・・やっぱり・・・ ミュージカル「レ・ミゼラブル」を観たくなった。
知念里奈とかの日本人キャストによる日本語の歌でもいいから、今年は観に行こうっかな。

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