昨夜、ドラマ「東野圭吾ミステリーズ」の第四話「レイコと玲子」が放送された。
主演は観月ありさ(弁護士役)で、玲子役は大野いとが立派に務めた。大野いとは、脅える少女と殺気溢れる気が狂った少女をひたすら切り替えて、かなり立派に演じていて、目付きとかが表情豊かで、ちょっと感心した。まだSEVENTEENモデルをやってる高校生で、まだ経験浅いけど、彼女は間違い無く今後伸びることでしょう。
ところで、「玲子」とは、私の名前なのだが…
実は、最近ドラマで「玲子」という名前を良く見かけるようになった。
そりゃ、結構メジャーな名前だし… あって当然と思う人も多いでしょう。
でも、それがそうでも無かったのよ、本当に! 高校生の頃から、ドラマっ子だった私は、毎クール必ず4本~7本ぐらいドラマを観ていて、今まで本当に数えられない数のドラマを観てきたんだけど、「玲子」っていう名前を目撃することになったのは、本当にごく最近の話なのだ。昔、「白鳥麗子でございます!」が流行ったけど、レイコの漢字が「麗子」で、その後「麗子」という名はたまに見るようになったけど、「玲子」はなかなか無かった。でも、世の中「玲子」という漢字の人の方が絶対多いわけで、自分の中で、何故「玲子」という名前はドラマ(つまりヒットする小説、漫画を含む)の主人公に使われないのだろう?…とずっと思っていたのだ。
では、「玲子」の持つ名前のイメージって、何だろう?!
そこで、最近の「玲子」が増えてきたので、ここでその役柄をおさらいしてみたいと思う。
まず最初に「玲子」が出てきたのは、2008年からその後映画化やゲーム化までされた、米倉涼子主演「交渉人~THE NEGOTIATOR~」の宇佐木玲子だろう。かっこいい&セクシー警察官だね~。
そして最も有名な「玲子」は、2010年スペシャルドラマ、2012年1月~連続ドラマとして放送された、竹内結子主演「ストロベリーナイト」の姫川玲子。過去のトラウマを乗り越え、若いのに主任を務める刑事。
その他、脇役ではあるけど、2009年「BOSS」(天海祐希主演)の中に出てきた、吉瀬美智子が演じていた科捜研のセクシー監査医、奈良橋玲子。
なんか、警察ばっかり!!
…と思いきや、 今年2012年に放送された「ダーティ・ママ!」(永作博美・香里奈)という警察が舞台のドラマに出てきた、板谷由夏が演じた熱心で仕事に夢中なジャーナリスト、村上玲子もいた。
あと、私は観てないけど、NHKのスペシャルドラマで、2010年に「心の糸」という作品が放送されたようなのだが、主演の松雪泰子が、ろうで耳も聞こえず話せない母親役を演じ、役名が、永倉玲子らしい。
…こう見ていくと、面白くも、その傾向が見えてきた。
強く知的で一生懸命なお姉様… しかし心の奥底に何かを秘めている… そんなイメージ。
今回の 「東野圭吾ミステリーズ」の大野いとが演じた山下玲子は、10代の少女で若いんだけど、その精神的な強さと心の奥に秘めているものは大きいのは一緒。
これが「玲子」という名前の持つイメージなのかもしれない。
でも、ここ近年で、ドラマに「玲子」が登場するということは、これは一つの時代の流れかもしれない。(大げさ?!*)
私と「玲子」のイメージ、重なりますか?!★
・・・重なるんだよね、きっと。
名前というものは、生まれた時から人からずっと呼ばれてくるものだから、人格を形成する一つの要素と言ってもいいと思う。しかし、最近キラキラネームと通称呼ばれる、風変わりな名前を付ける親が多いと話題になっているよね。初代キラキラネームの子供たちが高校生になり、 改名したいという子の書き込みが、ネット上でも話題になったね。私は、色んな名前はあって良いと思うけど、他人が聞いて思わずププッと笑うような名前は、やっぱり付けられた子供が可哀想だと思う。ずっと他人から影で笑われてきて育った子供は、精神的にも負い目を感じて育ってしまうと思うから…。 名前って、重要だよ、ホント。
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