2015年2月8日日曜日

六本木歌舞伎 地球投五郎宇宙荒事

色々書きたいネタが多過ぎて… 全くをもって、書けてない…。

まずは、先日観た、「六本木歌舞伎 地球投五郎宇宙荒事」について、書くとしよう。




脚本:宮藤官九郎、演出:三池崇史、出演:市川海老蔵、中村獅童 …というこの4名のコラボレーション、しかもなんと六本木で… というとても新しい歌舞伎。現在も絶賛EXシアター六本木で公演中だ。

私は初日の公演… 2月3日(火)、海老蔵の父である市川團十郎氏の命日に観てきた。2階席、近くには海老蔵のお母様もいらしていた。 

クドカンの手掛ける歌舞伎は、私はコクーン歌舞伎の「天日坊」以来だ。
元々クドカン作品好きだし、コクーン歌舞伎の「天日坊」も気に入ったから… 今回の「地球投五郎宇宙荒事」は、どんな舞台になるのだろうと、ワクワクしていた。そもそも、三池監督は、初歌舞伎なわけで…。

そもそも、この歌舞伎をやることになった発端… 海老蔵と獅童が楽屋裏で何か新しいことをやろうと話し合い、中村勘三郎氏から、「成田屋のお家芸は“荒事”なんだし、新作をやるなら最後は地球を投げちゃうくらいのことをやって欲しいね」と言われたとかで、そんなことから生まれたらしい。

第1幕と、第2幕の冒頭は、現代のオフシーンが描かれていた。海老蔵と獅童の楽屋裏の設定… 再婚発表したばかりの獅童に対して、海老蔵が「結婚おめでとう!」と言ったり、かなり日常っぽい台詞。鏡の前で白塗りをしながら世間話… 顔が作らせていく様子、衣装を着るシーン等が、全て舞台の上で行われ、それが観ている側には楽しめた。
そしてなんといっても、加藤清史郎くん(初代こども店長)の大活躍!! 海老蔵の弟子という設定で、進行役を務めていたが、とにかく可愛い…。いや~最近は弟(2代目こども店長)が人気らしいが、お兄ちゃん中学生になっても、相変わらず可愛すぎる!!… 良い仕事してました。

そして舞台は、元禄時代、宇宙人がやってきたとかいう話。「スター・ウォーズ」全開!!★
獅童演じる宇宙人の親玉親玉「駄足米太夫(ダアシベエダユウ)」と、海老蔵演じる正義の味方「地球投五郎」及び「團九郎」の戦いが繰り広げられる。お家芸「團九郎」の睨みが、「フォース」とされていた。そこに加藤清史郎くん演じる与駄(ヨーダ)が登場するが…これまだ恐ろしく可愛らしい。 後半で、獅童登場シーンで、ダースベーダーのテーマ曲まで流れたからね…勿論三味線アレンジですが…。

正直、第1幕観終えて、私はちょっと首を傾げた。あまりにもバタバタで…。歌舞伎の良い部分があまり生きてなかったような気がした。… が、第2幕は良かった!!歌舞伎らしく、舞台演出も豪華になり、宇宙のシーンはステキだった。

今回の公演パンフレットが写真集みたいだな… と前の座席の人のをチラ見して思っていたが… 後からそれは、ルイ・ヴィトンとのコラボだと知り… そしてレスリー・キーが撮影でしたか!しかも、BMW、Yahoo!がスポンサー、シアター入口にもBMWの実車展示があったり、何かと新しく豪華。EXシアター六本木も、何度かライブで行ったことあるが、通常スタンディングのライブハウスが、歌舞伎座のような舞台と客席席が出来上がっていて、何から何まで、“新しさ満載”だった。

大阪公演・名古屋公演も決まったようで・・・スゴイね。


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